第2章 出会いは体当たり!!?
『はい…;
その人無口で…歩くのとっても速かったのでついて行けなくて…
私…置いてかれちゃってっ…』
ルナはじわっと両目に涙を浮かべた
グリ「…探してやろうか?」
『ふぇ…?』
グリ「その一緒にいた奴をだよ」
『いっいいんですか…?
迷惑になりませんか…?』
グリ「俺がいいっつってんだ」
グリムジョーの言葉でルナの顔が一瞬、ぱぁっと明るくなった
不意にグリムジョーは
可愛い と思った
グリ「…お前、名は?」
『あっはい!(焦)
ルナです…!
ルナ マウルスと申します…!』
グリ「ルナ…な
俺はグリムジョーだ、グリムジョー・ジャガージャック」
『長いお名前ですね…;
ぐり…むじょー…さん?』
グリ「…そうだ、行くぞ」
グリムジョーはクルッとルナに背を向けて歩き出した
『はい…(焦)』
ルナは少し慌てながらグリムジョーの後をついてく
グリ「んで?」
『え?』
グリ「一緒にいた奴の特徴は?」
『えぇっとですね…(焦)
黒い髪で…頭に角みたいのがある仮面を被っていて…