第2章 出会いは体当たり!!?
重大な発表がある為、各十刃達が集会所へと向かっていた
めんどくさそうに舌打ちをしながら向かう彼も
十刃の一人
彼の名は、グリムジョー
グリ(あー…ダリィ…
重大発表だかなんだか知らねぇが……くだらない事じゃねぇといいんだがな)
片手をポケットに突っ込み頭を掻きながらあくびをして向かうグリムジョー
廊下の曲がり角を曲がった瞬間
『ふわぁぁあ…!!』
グリ「あ?」
=ドゴッ!!!!=
グリ「ぐっ…ぅ…!!」
小柄な物体がグリムジョーの腹に……いや、鳩尾に直撃した
グリムジョーはガクッと片膝をついた
グリ(なっなんなんだ…!!? デッケェ鉄の鉛でも飛んで来たのか…!!?
こんな事をする野郎なんて一体…!!!!)
『あっあの…(焦)
だっ大丈夫…ですか…?』
小さく消えそうな女の声が聞こえて、グリムジョーはイラッとした
グリ「おいテメェ…! 一体俺を誰だとーーーーッ…!!?」
グリムジョーは顔を上げて相手を見た瞬間、絶句した