第27章 夢国
〔二宮side〕
カリフォルニアディズニーは、
世界で最初に作られた、言わば、
ディズニー1号。
パークのあちこちに、その歴史を感じる。
日本と全く同じようなアトラクションも
あれば、全く違うものもあり...
......この人、
絶叫マシン、ダメだったよね~?
櫻「よーし!!二ノ!次、あれ行こうか?」
はしゃぐ可愛い翔さんだけど、
「あれって、滝落ちるヤツだけど....
行けるの?」
櫻「えっ?俺は入り口までで、後は、
滝の前で、二ノが落ちてくるのを、
実況する...!!的な??」
「ダメに決まってるでしょ!!
ハイ?、行くよ~....♪」
俺は、渋る翔さんの手を取って、
走り出す。
.......
(あっ...手、繋いじゃった...
離し所が、わかんねえ////
いーや!!!!このまま、行く!!)
マジでビビる彼の手をしっかり握り、
俺はスプラッシュ.マウンテンへ....
櫻「... ..... ........」
「翔さん、何か言ってよ~♪
俺をエスコートしてくれるんでしょ...」
櫻「...マジで..ヤバいでしょ~??
ねえ、二ノ、これ…、いつ落ちるんだっけ?」
「翔さん!!落ちるとき、写真あるからね?
ピースしようね♪」
櫻「ダメだよ!!手、離すと危ないじゃん//」
............♪♪
(こーいうとこ、ヘタレで、俺のツボ♡
もー//いつものカッコイい櫻井翔は、
どこ行った~//笑)