第24章 ♥酔っ払いが・・・
潤side
翔さん、アンタ今何をしようとしてたのかな?
その慌てっぷり…
フフ…
今更だよ、翔さん?
アンタは覚えてないかもしれないけど、俺のMJはしっかり覚えてるぜ?
「気にしないで? なんならまたおいでよ、飲みにさ」
「あ、あぁ、そ、そうさせてもらうよ」
じゃ、とベッドからピョンと飛び降りた翔さんだったが…
「グエッ…!」
着地に失敗。
ひしゃげたカエルみたいだ…(><)
「大丈夫?」
な訳ないか(;^_^A
なんとか立ち上がって歩き出すけど、右手と右足一緒に出てる。
この調子で無事家路につけるのだろうか?
一抹の不安を感じながら、俺は翔さんの背中を見送った。
はぁ、もうちょい寝たい気分だけど、俺のMJが寝かせてくれなさそうだ。
ヤレヤレ…
「今度はいつ会えるだろうね? 翔さんの“コブ”と」
MJに話しかける。
MJがプルンと震えるた。
「早くあいたいよぉ」
「また会えるさ、きっと」
おしまい