第19章 ♣️唇が…
和也side
おっ、サトミーが俺の膝に飛び乗った。
で、俺の顎に手?足?…どっちでもいいや…、をかけてペロペロする。
(爪立っててちょっと痛いんだけど…)
だから俺も、ちょっと唇尖らせて応えてやる。
ん?
んんん?
サトミー、さつき智の唇舐めてなかったか?
これって…?
これって…、
ま〜さ〜か〜の〜、間接キッス〜(〃ω〃)
デカしたぞ、サトミー!
お前はなんていいヤツなんだ!
俺が舌をペロッと出すと、サトミーがペロッ、って…
ベロチューまで!
俺は今にも“和ダンス”を踊り出しそうな気持ちを、グッと堪えて、
「こら、ミィー擽ったいって(笑)」
サトミーを引き離し、智の膝に載せた。
次の配達を待ってるよ、サトミー♡
智が帰った後、、
まさかの恋のライバルとなった一人と一匹は、
激しい火花を散らしたことは、
言うまでもない。
おしまい