• テキストサイズ

こたつ de ×××【気象系BL】

第18章 ♥Sweet Sweet kiss♡


「ねぇ、翔くん? 今日何時頃帰ってくる?」

出掛けにかけられた言葉に、

「そんなのわかんねーよ」

冷たく言い放って家を出た俺。

ちょっとだけ後悔。

もう少し言い方あったんじゃねーかな、ってさ。

ドアが閉まる寸前、チラッと見えた智くんの顔が、とっても寂しそうだった。

こんな俺だから、智くんに愛想つかされても仕方ないのかも。

はぁ…

もうこれからのこと考えると、溜め息しか出てこない。

松潤の隣で穏やかな笑みを浮かべる智くんを、俺は冷静に受け入れることが出来るんだろうか?


そんなことを考えながらも、仕事は完璧にこなした。

特に飲みたかったわけでもなかったけど、軽く引っ掛けて帰宅した頃には、すっかり今日も終わろうとしていた。
/ 248ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp