第38章 ルピナス
Jun side
我慢してたのは
淋しかったのは
少しも離れたくないのは
俺も同じで
だから胸元にある翔くんの頭を抱き締めて…
でも
潤「ぁっ…んっ…んあっ…」
キツく胸の飾りを吸われて
腰が跳ねると同時に思わず翔くんの頭を押し返した
翔「じゅん…これ,嫌…?」
潤「ぁあっ…あ…っ…」
胸の刺激に耐えながら
淋しそうなその声に視線を向けると
瞳を潤ませている翔くんが見下ろしていて…
その表情が可愛くて
翔くんの首に腕を回して引き寄せた
翔「んぅ…っ…ん…んっ…んん…っ」
潤「はぁっ…嫌なわけないじゃん…翔に触ってもらえるの嬉しいよ…でも…そこばっかり…おかしくなりそうだよ…」
しっかり目の前の翔くんを見つめて…
でも語尾で恥ずかしくて視線をそらすと
翔くんの顔がまた下がっていって
翔「もっと…俺でおかしくなって…?」
そう言って今度はさっきと反対の飾りを口に含まれる
指先でさっきまでの行為で濡れた飾りを弄られて
潤「あっ…ん…んぁっ…やっ…だからっ…」
ピタリと重なった躰が快感で揺れる
その度にとっくに熱くなっている中心が擦れて
…なんとか保っていた理性もなくなっていく…
きゅっと指先で摘まれて
口の中で優しく歯を立てられて
潤「ぁあっ…だめっ…んぁああっ」
堪えられないまま
翔くんの腰に腰を押し付けて熱を吐き出した