第36章 サボテン
Sho side
潤「んっ…ちょうだい?翔くんの全部…」
頬を赤らめて艶っぽく囁かれて
躰の熱が一気に中心に集中した
焦る気持ちを抑えて
あくまでゆっくりと潤のナカに指を沈めた
潤「ぁっ…ん…っ…はぁっ…」
昨日は躰の力が抜けなくて
苦労したソコも
今日はすんなり俺を受け入れてくれる
指も簡単に2本,のみ込んでいく
潤「あ,ふぅっ…んんっ…しょ…ぁ…もう,大丈…夫っ…ぁぁっ」
腰が浮いて俺を誘うように動く姿は
俺の熱を煽ってめちゃくちゃにしたくなる
翔「ん…もう少しね…」
グッと堪えて,2本の指でゆっくりと内壁を押し広げていく
今日は少しも苦しい思いをさせたくないから…
クイッと指を曲げてナカのポイントを擦った
潤「ぁぁ…っんやぁっ…翔く…ィっちゃうからぁっ…」
潤が少しだけ躰を起こして
俺の手を止めるようにギュッと握った
涙で潤んだ瞳が光りを灯しながら俺を見る
潤「はぁ,はぁ,翔くん…の…でイきた,い…っはぁっ…」
荒い息も整わないまま,俺を求めてくれる
もう…俺も我慢できない…
翔「…ん…じゃぁ…俺の全部…受け取ってね…」
指をゆっくりと抜き去って
代わりに自分の,蜜を溢れさせている熱の塊をあてがった
潤「ぁ…ぁ…早くっ…翔くんの…ちょうだい…っ」
急かすように,潤の腰が揺れて
俺のモノに蕾がグッと押し付けられる
翔「潤…愛してるよ…」
それでも,あくまでゆっくりと…
味わうように腰を推し進めて
潤の蕩けるような熱に
じんわり包まれていった