第32章 ルビー
Satoshi side
和「んぅ,ぁっっ…ぁぁあっ……」
かずの大きな声が部屋に響くと同時に
ぎゅぅっとナカの締め付けが強くなって
智「っん,ぁあっ…」
かずのナカを熱く濡らした
はぁ…はぁ…と2人の荒い呼吸が部屋を満たす
智「かず…大丈夫?」
ゆっくりかずのナカから引き抜いて
隣に倒れ込むと
和「躰…痺れてる…」
弱々しく腕を伸ばしてくるから
その躰に腕を回して抱き寄せた
智「加減できなかった…ごめんな?」
汗ばんだ前髪を掻き分けて額に唇を落とすと
和「…でも気持ちよかった…」
かずの耳が赤く染まった
ずっと抑え込んでた気持ちを開放して
かずからもこんなに求めてもらえて…
心の中は少しの不安もなくて
愛おしさとか温かいモノで満たされている
智「かず…愛してるよ…」
真っ赤な耳にキスをすると
和「…愛してる…ずっと傍にいてね…」
かずからも同じだけの気持ちが返ってくる
智「うん…離れるなよ,ずっと」
かずの顔を胸に埋めるようにして
強く強くぎゅっと抱き締めると
和「ふふ…苦しいよ…」
そう言いながらも抜け出そうとはしないから
もう少しだけ腕に込める力を強める
もっともっと…とかずの存在を求めるように…
もっと…
傍においでよ…
1mmの隙間もいらない…
*To be continued....