第31章 ユウガオ
Jun side
浅いところは舌で舐められて
奥深くには熱い唾液が流れてくる
潤「んっ…ぁあっ…しょーく,んっ…早く…」
今こうされている間も
躰に力の入ってない俺を
気遣ってくれてるのはわかってるけど
そんな優しさも疼く躰には焦れったくて
ソファに爪を立てながら快感を逃していると
ちゅっと蕾にキスをしてから
翔くんの唇がソコから離れた
翔「…挿れていい?」
待ち望んだその言葉に
潤「早く…きて…っ」
腕を伸ばすと躰がしっかり抱き締められて
翔くんの硬い中心が蕾に宛がわれる
翔「潤…好きだ…愛してる…」
肌を重ね合わせてる時だけの
いつもよりちょっと低い甘い声に
躰が震えて熱くなる
潤「んっ…はぁ…俺も愛してる…っ」
翔くんの腰が俺の太腿にペタンとくっついて
全部挿入ったことがわかる
ソファに沈む俺の方に倒してた躰を
起こそうとする翔くんに
温もりがなくなるのが淋しくて
首に回してた腕に力をいれて阻止して
潤「ぎゅってしてて…?」
お強請りすると
ふふって微笑った翔くんの吐息が首筋にかかった
翔「ん…いいよ?このまま…ね?」
ちゅ…と唇を軽く重ねてから
潤「あっ…あ…っ…」
翔くんの熱で躰のナカを擦られた