第23章 ヒース
Sho side
翔「っふ,ぁっ…ちょっ,潤っ…締めすぎっ…」
達してもなお,熱を搾り取られるようにナカが締まる
潤「んっ…ふふっ…だって…全部欲しいから…」
満足そうな顔で言うと,またナカが締まる
そのたびにゾクッと痺れが走って
躰に力が入らなくなる
翔「っ…ふぅ…全部…潤のモノ,だってば…俺は…」
肩に顔を埋めて呼吸を整えていると
温かい手が髪を撫でてくれる
潤「俺もだよ…?俺も,全部…翔くんのモノ,だからね…?」
背中に回された腕にも力が籠る
嬉しくて体の力が抜けて
潤の横に躰を降ろそうとすると
潤「ぁっ…動いちゃダメっ…」
ギュッと抱きしめられて阻止された
翔「…でも…重いだろ…?」
躰を離そうとするのも止められて
潤の上に突っ伏すしかなかった
潤「いいから…離れないで…」
抱きしめられた胸の上に頭を置くと
少し早い潤の鼓動が聞こえた
翔「…潤…やっぱり動くよ?」
このままでいるのは嬉しいけど…
潤は脚を広げたままだし
躰が密着できないから
どうしても落ち着かない
翔「ゆっくりね…?起きて?」
ナカに入るモノが抜けないように
潤の躰を支えながらゆっくりと起き上がった
潤「っぁっ…んっ…」
繋がったまま,体勢を入れ替えて
座った俺の上に潤を座らせた
翔「っ…ふふっ…よくできました…この方がちゃんと抱きしめられるから…ね?」
躰をピッタリくっつけて抱きしめると
嬉しそうに笑う
潤「…ぁ,んっ…翔くんの…また大きくなってる…」
そりゃぁ…これだけ締め付けられたら…ねぇ?
ゆっくり移動したけど
どうしても途中で抜けそうになって
そのたびに潤が逃すまいと
俺を締め付けていた