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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第22章 グラジオラス


Jun side

何回も求め合ったのに…まだ足りない

多分どれだけ繋がっても
欲を吐き出しても
満足することなんてないんだと思う

ナカに翔くんを埋め込んだまま
ずっと1つになっていたい


間接的なオレンジ色の灯りも
いつもとは違う畳の上の布団も

浴衣姿の翔くんも

全部が俺の躰に熱を運んでくる


潤「ずっと,触れていたいくらい…」

手を翔くんの浴衣にかけて

唇を重ねると

翔「んっ…ん…ふ,ぁっ…」

小さく甘い吐息を漏らしながら

…至近距離で翔くんと視線が絡む

キスをしながらのそれが恥ずかしくて
絡んでいた舌を解いて

潤「…目,閉じてよ…」

文句を言うように呟くと

翔「…やだ」

後頭部を手のひらで包むように引き寄せられて

翔「キスしてる時の顔も…
潤のいろんな顔,見ていたい…」

そのまま
さっきより深く唇が重ねられた

潤「んぅっ…んっ,ぁ…はぁっ…」

甘いキスに翻弄されながら

浴衣の中にいれていた手を動かして

探り当てた
翔くんの小さな胸の飾りを摘むと

翔「んぁっ…」

翔くんの躰がピクンと跳ねて

重なっていた唇が離れた

翔くんの口の端から伝う唾液を辿るように
首筋,鎖骨…と舌を這わせて

浴衣の帯を解いて露わになった
胸の飾りに吸い付くと

翔「ぁっ…あ,はぁっ…」

翔くんから甘い喘ぎが漏れ始めた
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