• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第62章 カスミソウ


Sho side

急いで躰を流して
バスローブを簡単に羽織って
手を繋いで寝室に向かった

なんでもない日常だけど
意識するとすごい幸せだと思う

一緒に暮らし初めて
居ることが当たり前だけど

その当たり前を続けることが何より幸せと思う

潤「なんか飲む?」

翔「水持って行くか…」

キッチンにも一緒に行って
手は離さないままミネラルウォーターを出した

さっきまで部屋の中が賑やかだったから
この二人きりの空間がくすぐったくて
でも…心地良い…

潤「やっぱり…今日,預かって良かったね…」

潤も同じ気持ちなのか…
そんな事を呟いた

潤「翔くんと2人きりなのが嬉しい…いつもよりも…」

同じ空間と時間を共有して
同じ事を感じられる

これ以上の幸せなんて無いんじゃないか…
そう思うと熱が湧いてくる

翔「ベッド行こ…」

我慢出来なくなって…
早く潤を抱きしめたくて

くっと引っ張っると
可愛く笑って着いてきてくれた

寝室に入るとすぐに
潤をベッドに押し倒す

潤「翔くん…」

翔「潤…愛してる…」

見つめ合って
何度となく伝えた言葉
それでも足りない

もっと伝えたい…

潤「俺も…あいしてる…」

頬を染めて笑う唇をそっと塞いだ
反対に躰を強く抱きしめる

潤「んっ…ん…んんっ…」

啄むようなキスを繰り返して
次第に深くなっていく

抱きしめながらバスローブの肩を外した
深く絡める舌をきつく吸うと
はだけた肩がびくんと揺れる

潤「んんっ…んぁっ…はぁ…」

腰で紐を止めたまま
その肩を食むようにキスを落とした
/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp