第61章 ミラク

Masaki side

昌「ごめん…愛してる…まー…全部俺にくれ…」

昌宏さんの声が聞こえた直後に

雅「ぅあっ…ぁっ…んん…っ」

ぐっと突然圧迫感が襲ってきて
さっきまで力の入らなかった躰が一瞬強ばった

でもそこに感じる熱さと

昌「はぁっ…ごめん…痛いか…?」

そう言いながら優しく顔中に落とされるキスで

雅「ぁっ…ん…はぁっ…痛くなぃよ…っ」

ゆっくりとまた躰の力が抜けていく

少しずつ進んでくる昌宏さんの熱…

雅「ふぅっ…んっ…ぁぁ…っ…はぁ…」

いつもより苦しいけど

ヤキモチも圧迫感も
いつもより求められてる気がして嬉しい…

トン…と最奥を突かれる感覚がして
思わず自分のお腹に手のひらを乗せると

ドクドクとナカで脈打つ昌宏さんを感じる

雅「んふっ…昌宏さんでいっぱい…」

嬉しい…と昌宏さんを見上げると

昌「可愛いことばっかり言うな…」

いきなり

雅「んぅっ…んっ…んーっ…ふぁ…っ」

噛み付くようなキスをされて
口の端から唾液が伝っていく

それを昌宏さんが指先で掬って
俺の胸の飾りに塗りつける

雅「ぁんっ…ぁ…」

快感に躰を震わせると

昌「もっと見せろよ…まーが可愛く乱れるとこ…」

そう言って空いてる手が俺の中心に伸びてきた

そのまま握って上下に扱かれて
胸の飾りもきゅぅっと摘みあげられる

躰のナカはリズムよく前立腺をいきなり突かれて

雅「んぁあっ…ぁあっ…あっ…全部…だめっ…おかしくなっちゃ…っ…」

突然の大きすぎる快感にガクガクと躰が何度も跳ねた