第54章 ラケナリア

Jun side

潤「んぁっ…あ…ね…お風呂…っ」

晒された胸の飾りに翔くんの唇が触れて…

ビクビクと跳ねる躰を支えてくれながら

翔「うん…入る…」

そう言うのに

刺激でぷくりとなった飾りをまたちゅっと吸われる

潤「ぁあっ…んっ…翔くん…っ」

せっかく翔くんが洗ってくれて…お湯も溜めてるから
お風呂に入らなきゃと思うのに

不安が解消された躰は

翔くんの指と唇でどんどん熱くなっていって…

翔「お風呂…入る?」

そう言いながら
中途半端になっていたシャツを脱がされたときには

潤「後でいい…ベッド行きたい…」

躰の中の熱が我慢できなくて

翔くんの躰に腕をぎゅっと回した

翔「うん…行こっか…」

そのまま翔くんが躰を抱き起こしてくれて

ふわっと躰が宙に浮いた

潤「わっ…歩けるっ…重いよ…」

翔「平気だよ…それに潤ちょっと痩せた?」

潤「忙しかったからね…でも翔くん作ってくれたご飯いっぱい食べたから♪」

翔「おいしくできてよかった…」

しっかり抱きかかえたまま
寝室に連れていってくれて

シーツの上に躰を沈められた

翔「ちょっと待ってね…」

そう言うと翔くんが離れて

真っ暗な寝室に小さな灯りが灯る

それと同時にいい香りがして…

戻ってきた翔くんに抱きついた

潤「ありがとうっ…いいにおい…大好きっ…幸せ…」

感情が溢れすぎて
思いついたまま言う俺に

優しいキスが落ちてきた