第27章 ワインレッドscene3
結局、そのまま俺達は繋がったまま、その日3発目突入。
見事、俺の体力は散った。
次の日、結局運転は潤がした。
俺は腰が痛くて無理だった。
だって、あれからの1発が長くて長くて。
俺も潤もイかないんだもん…
気持ちは…
すげえ良かったけど…
とろとろしながら助手席で寝てた。
時々掛けていたブランケットが落ちて、潤が直してくれた。
いつの間にか東京についていて。
それでも俺は目が開かなくて。
潤がそっと俺にキスをした。
気持ちよかったから、そのまま寝たふりをした。
キスはだんだん深くなって、俺の口の中に舌が入ってきた。
それでも寝たふりをしてたら、潤が脇をくすぐってきて、思わず目を開けてしまった。
潤が怒ったふりをした。
俺は機嫌を取るため、潤にキスをした。
笑ったから、ギュッと手を握った。
とても心が温かくて、幸せだった。
また旅行、行こうな。
潤。
今度は、いろんなとこ二人で見て回ろう。
【END】