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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第15章 Coke scene1


「ちょっとだけ、ね?」


そういうと、大きく腰を引いたかと思うと思いっきり俺に打ち付けてきた。


「ふあぁぁぁっっ…」


思わず翔さんを口から離してしまう。


翔さんを握った手は思いっきり握りしめてしまう。


「あっ…こらっニノっ…」


ぎゅうぎゅう握りしめていたら、翔さんが焦りだした。


「いっ…痛いからっ…」


だって、相葉さんが激しいんだもん…


俺は泣きそうになった。


相葉さんは激しく腰を動かして、俺の中を動いている。


「あんっ…あっ…相葉さんっ…」


「かず…気持ちいいよっ…締まるっ…」


相葉さんは俺から出ると、俺の身体をぐるんとうつ伏せにした。


「えっ!?」


そのまま腰を持ち上げると、後ろからずぶりと俺の中に入ってくる。


「ひゃあぁぁぁっ」


また新しい感覚に身体が前へ逃げる。


「だめだ…優しくなんかできない…」


相葉さんがつぶやく。


その声は聞いたこともない、オスの声だった。


「やっ…やぁぁっ…」


とうとう俺は泣いてしまった。


涙が止らない。


翔さんの身体にしがみついた。


翔さんは俺を優しく抱きとめてくれた。


「あっ…翔さ…」


「大丈夫だから。ニノ…」


翔さんは俺を安心させるよう髪をずっと撫でてくれて。


俺はずっと翔さんにしがみついてた。
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