第15章 Coke scene1
「今日はニノのために、色々調べて買ったんだ」
翔さんがベッドサイドにあるテーブルに色々となにか並べだした。
俺にもわかるものもあるけど、さっぱり何に使うかわからないものが大半で。
「翔ちゃん、えっろ」
相葉さんが笑いながらそれを眺めてる。
「雅紀、お前だってエロいだろが」
翔さんが相葉さんに笑いかける。
「俺しってるんだぞ。さっき、トイレで抜いただろ」
「あ、バレた?」
相葉さんの絶倫は、嵐内でも有名な話で…
いや、もう生々しいから…そんな話…
「だって我慢できなかったんだもん。かずが色っぽすぎて」
そういうと、俺に微笑みかけてきた。
そんな爽やかな笑顔でいう話じゃないだろ…
「俺、今日雅紀には負けないからな」
翔さんはそういうと、なにか手にとった。
「いや、あの程よいところで勘弁してもらえませんか…」
遠慮がちに言ってみる。
「無理」
またしてもステレオで言われた。
俺はまた天井を見上げる。
なんでこんなことになったんだろ。
俺だって選択権とかないわけ?
男相手に、しかも二人だぞ?
しかも一方は負けず嫌いで、一方は絶倫で…
俺、明日生きてるのか?