第15章 Coke scene1
翔さんの唇が、俺の腹にキスを降らす。
「あぁっ…」
突然の快感に思わず声が出る。
相葉さんが首筋を舐める。
「ぃやぁ…」
変な声が出た。
相葉さんはくすっと笑うと、また首筋をじっくりと舐め始める、
「やっ…やめてっ…」
声にだんだん力が入らなくなる。
「やっぱり反応いいね、かず」
「おお、ぐっとくるな…雅紀」
そんな会話が聞こえてきても、意味がわからなくて。
男にそそられるって一体何?
大体、このひとたちストレートでしょ?
俺、ほんとなにされてんの?
「やぁめてよぉ…お願い…」
二人は止らない。
さっきよりも激しく俺を愛撫する。
俺の身体はおかしくなってきた。
翔さんがキスするところから熱が広がって、相葉さんの舐めるところから快感が広がって。
どうしよう…
気持ちいい。
だんだん、身体から力が抜ける。
脇腹を翔さんが撫でて飛び上がる。
けど力が入らないから、身体が揺れるだけ。
いつのまにか押さえられてた腕は、自由になってた。
相葉さんの手が俺の顔を包んでる。
「もう力はいらなくなったの?」