第9章 第8章

「お前が言ったんだろーが！！」

「へ？」


オレ、なんか言ったっスかね……？

ーーーーーあ。


「光っちのことっスか？」

「……」


フイッと、オレから目を逸らした青峰っち。


「……なぁーんだ、未練タラタラなんっスね」

「うるっせぇ！」


……やっぱ、敵わないっスわ。


「青峰っち！」

「……なんだよ」

「いいこと教えてあげるっス！」

「あぁ？」

「黒子っちが、光っちに聞いたことがあるんっスよ」

「テツが？」

「青峰っちが光っちのことを気にかけなくなったらどうするんスかって」

「テメェ、それどういう意味だ……」


怒りながら、近づいてくる青峰っち。