第8章 第7章
ーーーーーピロリンッ♪
「……嫌な、予感がする」
恐る恐る、画面を見ると “ さつき ” と表示されていた。
「見たく、ないなー」
ーーーーーピロリンッ♪
「開きたく、ないなー」
ーーーーーピロリンッ♪
「スルー、しようかなー……」
ーーーーーピロリンッ♪ピロリンッ♪ピロリンッ♪
「スタンプうるさい!」
ーーーーーピロリンッ♪
わかりました、わかりました!
見ればいいんだよね!
こんなことになったのは……!!
「全部、黒子君のせいなんだから……!」
怒りにまかせ、私はトーク画面を開いた。