第2章 愛しい人を脳裏に映しつつ……
トド松「膣(ナカ)、暖かいね」
「やっ、そんなこと、言わないで……」
恥ずかしさで、顔は更に熱くなる。
すると、私のナカに入った指が、くちゅくちゅと音を立てて動き始める。
「あっ……はんっ……!」
トッティの指が、一点を触った時股間部分に甘い電撃が走った。
そのまま、トッティはそこを重点的にこすっていく。
「やっ……、なに、これ……?!」
トド松「んっ、一人で遊んだことない? クリトリスって言って、女の子が気持ちよくなれる場所」
初めての感覚に戸惑ってしまい、咄嗟に目を瞑った。
すると……。
光が差し込む森の中。
ただずむのは、天使のような金色の髪の……。
「とってぃいッ!」
トド松「ふふっ、気持ちいー?」
忘れたくて、無我夢中で目を開けて頷いた。
でも、自然と涙が溢れてくる。
罪悪感ではない、不思議な感覚が全身を支配している。
それが何なのかわからないまま、ただただポロポロと涙を流した。
「あっあっ、やぁぁぁっ!!」
そして、触られてる部分に強い電撃が走り、ビクビクと身体全身をビクつかせて床に倒れてしまった。
トド松「イっちゃったね」
「い、いっちゃった?」
落ち着いたから、涙をぬぐいつつ聞けば、トッティは嬉しそうに頬を緩めた。
そして、大切そうに私の頬を撫でながら、顔を覗き込んでくる。
トド松「気持よかったでしょ、えっち」
確かに、アレは気持ちが良かったと思い出して頷けば、トッティは満面の笑みで私のおでこにキスをした。
トド松「一番気持ち良かった時が、イった時。身体の自由が利かなかったでしょ?」
確かに、そうだった。勝手にびくつくし、自然とからの力が抜けて、涙は出てくるし、大変だったなぁ。
でも、その後の脱力感も凄くて、ドッと疲れた。
トド松「――まぁ、女の子は抜かなくても問題ないからねー。無知くらいが、可愛いから丁度いいんだよ」
「そ、そうなんだ」
つくづく、トッティは物知りなんだなぁ、と感心してしまう。
凄いなぁ、トッティは。