第1章 ×長男 甘裏
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「…じゃあ、服、脱がすけどいい?」
「うん、だいじょうぶ…」
そのの言葉を合図に、おれはゆっくりとの服を脱がしていく。
興奮あいまってどんどんと余裕が無くなっていく中、ボタンを外し、シャツを床にぱさりと落とす。
白い肌によく映える、ピンク色の女の子らしい下着。
「ははっ…かーわい、おれのためにがんばっちゃった?」
「…………こんな体でも、興奮してくれる…?」
「ばーか、してるに決まってんだろ、今結構キツイ」
おれはブラを上にずらし、の胸を揉む。
………なんというか、こう張りがあって柔らかくて…いや〜おっぱいって柔らかいんだな〜…
「………ん、ぁ」
自然と手が激しくなると、それと同時にの声も大きく、高くなっていく。
「そうそう、もっと声だして……恥ずかしい?」
「………そりゃあね…」
そろそろ理性もぐらついてきて、胸の辺りが熱い。
もう我慢の限界だと、おれはスカートの中に手を忍ばせる。
「ちょ…おそまっ……まって」
「ごめん、ちょっと今、余裕ない」
下着の中に手を入れ、既に濡れている秘部を刺激すると
の体がぴくん、と跳ねる。
「ひゃ…あ…ぅ」
下着の抵抗があるから手、動かしにくいな…
おれはの下着を膝の方まで下ろし、そのままの体に刺激を与え続けた。
「あっあ…や…おそまつ…はずかしい…」
「だいじょうぶ、かわいいから」
そう言っての頭を撫でつけると、指を入れていた膣内がきゅん、と締まる気がした。
…………そろそろ大丈夫かな。
「なあ、。もう挿れて大丈夫?」
「………あ、うん…。いいよ…」
潤んだ瞳、火照った体、少し上がっている息。
おれの理性を壊すのには十分すぎた。