第5章 人事を尽くして“お前を愛す”?
「帝光以来っスね……ってかなんでゆあっちと緑間っちが知り合いなんスか?」
「たまたま通っていた塾が同じだったのだよ」
「しかも同じ教室でね!」
「確か…みーちゃんが塾で一番ばっかりとるから、ゆーがいつも二番目だったんだよね?☆」
そう……コイツとはただの腐れ縁。
中学の時はこのガリ勉が、バスケしてるとは思わなかった。
チリリ~ン!
「テメー!渋滞で捕まったら1人で先行きやがって…なんか超ハズかしかっただろがー!!」
誰かがリアカーを怒りながら引っ張ってきた(笑)
「高尾……忘れてたのだよ」
「テメー!!!!」