第13章 ありがとう
「アクアリングクロイズムは自分を生贄にする魔法」
ミストガンは悔しそうにそう言った
「行くな‥行くなよ」
里奈は少しずつ消えていく
「ゼレフの事よろしくね‥ディアンも私がいなくても頑張って!」
「あ‥」
気づくと里奈は消えていた
「里奈ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ナツは涙をこらえながらそう言った
「里奈はわしらを体をはって守ってくれた!里奈の分まで生きるんじゃ!」
「アクアリングクロイズム一体どこであんな魔法を‥」
「きっと闇ギルドにいるときに覚えたんだ」
ゼレフは悲しそうに言った
「そんな顔しちゃいけねぇよな!里奈は俺達の心の中で生きてる‥!!明日からまた頑張ろうぜ」
end