第3章 ピンチ
「その程度か‥」
するとゼレフが里奈に近寄ってきた
「魔力を解放するんだ」
だが里奈は首を振った
「解放しちゃうと制御出来ないんだ‥だからいつも抑えてるんだ‥」
「怖がらなくていい‥」
「でも‥」
するとゼレフは呪文を唱え始めた
「待ってゼレフ!もしかして‥」
「大丈夫‥里奈には僕がついているよ」
ゼレフは里奈の魔力解放を始めた
「ゼレフやめろ」
ミストガンはゼレフを止めようとしたが近づけない
「里奈!」
「ミス‥ト‥ガン」
里奈は泣きながらミストガンの名前を呼んだ
前にも一度だけ魔力を解放したことがあった
仲間を助けるために解放をした
だが今はゼレフが無理矢理解放しようとしている