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幼馴染みだから
第8章 悪夢
途中まで住所を言って通話を切った
みゆに迷惑をかけれない
その考えが頭をよぎったからだ
──────────
それからどのくらいたっただろうか
日も落ちてきて暗くなってきた頃
玄関のドアが開く
あぁ、あいつが帰ってきた・・・なんて考えたが様子がおかしい
手前の部屋からドアを開けては閉めている
まさか、空き巣?
どんどん近づいてくる足音に恐怖を覚える
ついに私の居る部屋の扉が開かれた
「え・・・」
「紗希!」
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