第1章 再会
なんとなく気まずくなってしまった空気を変えようとする
入「今度飯行こうぜ」
「ごめん。無理」
入「即答かよ。傷つくぜ」
「仕事忙しくて」
入「何やってんの?」
「出版社に勤めてる」
モブ「はい、そろそろお開きだー二次会行くやつは10分後に店の前なー」
入「もう終わりか、二次会行く?」
「行かない」
入「なー連絡先教えて」
涼「紗希帰るぞ」
「今行く。また会えたら連絡先教えるよ。じゃあさようなら」
私は店を出る
私のことを覚えていてくれた事が嬉しかった
あの時封じ込めた思いが破裂しそうになった
「なんで今更」
後ろにいた2人は複雑な顔で私を見ていた