第5章 ライバル
「ありがとうございました」
稽古とインタビューが終わり帰り支度をする。
カメラマンは次の仕事があるらしく先に出ていった
部屋を整え出ようとすると
記者「あ、見つけた」
先程の男性が部屋に入ってきた
「さっきの・・・何でしょうか?」
記者「これで仕事終わりでしょ?良かったらご飯に行かない?」
「・・・いえ、結構です。会社に戻るので失礼します」
いつもの勘冴え渡る
この人は危険だと
記者「待ってよ」
手を取られ壁に押し付けられる
「ちょっと、何するんですか!?」
記者「噂通り美人だし、スタイルもいい。それに記者としての才能もあるなんて最高だな」
「だれ!・・・」
叫ぼうとすると口を手でふさがれる
記者「大人しくして。いくら、端っこの部屋だからって叫べば人来るでしょ」
昔のことを思い出しパニックになる
どうしよう。どうしよう。
誰か、誰か!
記者「んー。1日ぐらい相手をしてもらいたいね」
なんとも言えない、イヤラシイ目で見ている
その時