第17章 Hello,再見。
え、あ、はい。
「わたくし達はお返しを頑張ります、聖女」
「取り敢えず整理券作りからですかね、青髭」
うんうんと頷き合うジル達。
「クリスティーヌ、レッスン……」
あ、うん。
蘭寿さんは日曜に頑張ろうね!
「じゃあマスター、邪魔をしたな。さ、アステリオスももう寝よう」
「うん、ますたぁ、おやすみなさい」
エウリュアレと明日遊ぶとかそんな話をしながらアステリオスがエミヤと退室し一一、
「マスター、あの、ほんの出来心でこんな長居して申し訳ない。自らを圧政する」
「ぐだ子氏…あの余計な世話ですが、婦女子はもう少し用心した方が良いですぞ。フラグ立ちまくりにござる」
「ま、マスターよ、は、励め!ろ、ローマ!」
スパルタクスと黒髭と赤王(偽)が青ざめながら云い出て行く。
「じゃ、俺も原稿があるから」
割りと逞しくバッキバッキと牛若ちゃんチョコをむしり切りながらアンデルセン。