第15章 ファントムジオペラの場合
#ファントムオブジオペラ とは
オペラ座の怪人と呼ばれる顔に酷い傷を持つ男性。
劇役者としての高いポテンシャルを持ちながら顔故に表舞台に出られず地下室で鬱々とした日を過ごしていた彼に一縷の望みを見せたのがまだぺーぺーで彼の世話や地下室での洗濯を命じられたクリスティーヌだった。
彼の手ほどきによりまたたく間にクリスティーヌはプリマとして成長を果たす。
一一が、先生と思慕した彼が無辜な怪物と知るやいなや態度をひるがえし悲鳴を上げ逃げ出す。
やっと出られた表舞台で待ち構える銃先に、彼は劇場主であった父に怪物としてではなく、人として屠られたいと願いその生涯を終える。
故に蘭寿さん。
(宝塚歌劇団比、又役者が蘭寿トムだった為蘭寿さん)