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闇鍋ぱーりー!

第9章 アンデルセンの場合


「まんばちゃんみたい…」
呟く私にアンデルセンが眉をひそめた。
「写しと一緒ににするな。こっちは原作者だ」

云いながら、ぐしぐしとうす汚れた白衣で目元をぬぐう。

「汚いよ、これ使いな」
スカートのポケットからハンカチを出して差し出す。

「ほぅ、マスターにも女らしい所があるのだな」
遠慮なく、とハンカチを受け取るデルセン。
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