第8章 その後
小「今日で最後だね」
私も立花も綺麗な袴を来て校内を歩いていた
無事に大学を卒業した私達
小「彩花は後悔してないの?」
「・・・してないと言えば嘘になるけど、もう決めたから」
先生達から大学院に進むように勧められたが、私は別の幸せを選んだ
小「この後の卒業パーティーは参加するんでしょ?」
「うん。最後なんだから、行ってきなって徹也が」
小「じゃあ、ドレスに着替えて行こうっか!」
「うん!」
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後輩「卒業おめでとうございます!」
皆に見送られ会場を出る
友人「じゃあ、またねー」
友人「またな!」
それぞれが帰っていく
小「じゃあ、私達も帰ろうかって、彩花にはお迎えだよ」
「え?両親はこないっ、て!?」
後ろから感じる暖かさと重さ
まだ、残っていた友人達からは冷やかしの声が聞こえる
「えっと・・・どうしたの?徹也」