第6章 想いは1つ
私は代永さんに話を聞いてもらった
のぶ君が好き
ファンとしてではなく1人の男性として
でも
「のぶ君にさっき告白を見られて…」
そのことが私の胸のもやもやの原因であった
代「…んー告白しないの?」
「私なんかが…」
代「告白って緊張するよね。僕もそうだったよ。」
「え」
代「誰だって告白するのは緊張するし、受け入れてもらえるか分からない。僕だって告白する時は緊張したし、プロポーズなんてもっとだよ。
でも、伝えたいと思ったから。
あの子のことが好きだから出来たことなんだよ」
「代永さん」
代「自信なんてなくても大丈夫。
それに、片思いだから告白するんでしょ」