• テキストサイズ

人気声優と同じ家

第5章 嵐は突然に




----信彦side----

「悪いな」


かっきーさんに言われた一言が頭の中で響いた


何に対してそう言ったのか
僕には分からなかった


ただ、僕は目の前で告白見てしまったことに
いらいらした


「のぶ君……」
「りつちゃん……台本ありがとう。気をつけて帰ってね」
「あの」

何か言おうとしたりつちゃんの声が聞こえないふりをして僕は戻った


────


その日の収録は集中が出来ずに失敗ばかりだった


同じ収録のかっきーさんはいつも通りでさっきのことが嘘のようだった


/ 64ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp