• テキストサイズ

【銀魂】夜桜が咲く頃に

第11章 〈土ミツ〉いとしすぎて


side.土方

 いつの間に、こんなにあいつを好きになっていたのだろう。会わない間に、とても綺麗になった。どっかの誰かと……婚約した。


『十四郎さんの側にいたい』


 あの時のことを後悔はしていない。こんな、いつ死ぬかわからないような奴の隣にいても、あいつが幸せになることはない。不幸になるだけだと思った。その考えは今も変わらない。
 夕焼けの空の下で、笑っているお前の隣にいられたことも……何気ない話をして笑ったことも、今でも鮮明に覚えている。

/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp