第13章 葉の散る季節
ーー当日ーー
流石に臨也の家で焼き芋ると家事になって後からとてもいい笑顔で言葉の暴力を振ってくることが安易に想像されるのでとある公園でする事にした
そして臨也の天敵(あ、今睨まれた)とその上司を除いた全員が集結した今日この頃
「やっぱり来ないのかなー静雄さん」
「俺としては来てこない方が助かるんだけど」
「そう言う事言わないの」
「そう言う事言うからイザ兄嫌われものなんだよ!」
「……永……悲……(ずっと悲しいね)」
「…………ってかなんでお前らがいるんだよ」
「だって臨也いくら会いたいって言っても九瑠璃ちゃんと舞流ちゃんに会わせてくれないんだもん」
「……いつ誘ったの」
「波江さんにたのんだんです」
「糞、波江の奴」
「ってかイザ兄!私こんなエロ可愛い娘がイザ兄と同棲してるなんてきいてないよー!」
「……初……知……(初めて知った)」
「そうだよ!こんなに可愛い妹さんに囲まれて羨ましいんだから!私一人っ子なのにー」
「だから会わせたくなかったんだ、だから」