第9章 あめあめふれふれ
「ねむい……」
「俺もだよ、早く寝ようか」
「うん……て?あ!」
「どうしたの?」
「いっしょにねるの…よね?」
「そうだよ?」
「亞璃亞知ってるよ!こういうのそいねってゆーんだ!
いけないことなんだよ!」
この子の『亞璃亞知ってるよ!』は当てにならない
「お母さんが良いって言ってるから良いんじゃないかな?」
「あ、そっかぁ…」
「じゃあ寝よ?」
「でもね///あの、は、はずかしいの………」
「なっ//亞璃亞、それは反則……もういっか」
「え、なにが?…うわわっ!」
俺は亞璃亞を引きずって布団に入った
しょうがない、可愛いかったんだから
最近毎回こんな感じな気がするけど
惚れさせた亞璃亞が悪いんだからさ