第7章 池袋に行ってみた
「亞璃亞、今日休みでいいよ」
「え、まじですか?」
「そう、まじなんです」
「喜んでいいんですか?」
「喜んでいいんです」
「じゃあ何処に行ってもいいですか?」
「もちろん、但し、服は俺が決めるから」
「?
なんでですか?」
「俺がしたいから、ちょっと待ってて」
「はーい」
「良かったの?あんな事言って」
「あの娘が何処行くか気になるでしょ?」
「分かってるんじゃないの?」
「まね、でも楽しそうだし
……俺、暇だし」
「どっちが本心なのかしら?」
「もちろん、後者だよ」
「やっぱり嫌だわ、貴方」
「知ってるよ、今更じゃないか」
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そんな会話があったとは露知らず
やって来ました池袋!
さて、どこ行こうかな?