第3章 チョロ松
夜中の12時
ブーブー
ケータイがなった。
この時間ならきっとチョロ松だろう。
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今から会えない?
近くの公園に来てほしんだけど。
【END】
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どうしたんだろ??
ま、まさか
兄弟達に出てけって言われたとか!?w
かわいそうにシコ松w
とか、思いながらパジャマからちょっと着替え家を出た。
公園につくと、チョロ松が立って待っていた。
まぁ、そっちから呼び出してたんだから当たり前だけどねw
『どーしたの?』
暗くてよく見えなかったけどスーツ着てる。
就職したのかな…!?
「名前、今日は何の日だか覚えてる??」
んーっと。何の日だっけ?
あ!
『シコ松があたしに告った日だ!!』
「し、シコ松…。」
『ごめんごめん(笑)』
「っていうのはおいといて、、そういう日だからこそ、伝えたいって思うことがあるんだ。」
なんだよ〜(笑)あらたまっちゃって(笑)
でも、チョロ松の目、真剣だ。
瞬きせず、私のこと見てる。
でも、口が震えてる。
チョロ松らしいな。
ほんと、わかりやすいんだから〜!!
『何??』
知らないふりして返事する。
「ぼ、僕と…!!」
へへ(笑)やっぱりね(笑)
「け、結婚してくらひゃい!!!!!」
あ、w
チョロ松が頭を抱えた。
ほんとチョロ松には負けちゃうな〜(笑)
『へへ、チョロ松。』
『私を、松野名前にしてください!』
これが私の精一杯の返事だ。
チョロ松は照れくさそうに笑って。指輪を取り出した。
そっと私の指にはめる。
嬉しくて泣きそうだよ、
ねぇ、チョロ松
この、指輪のお金どうしたの?