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六つ子にプロポーズされてみた。

第1章 おそ松


私は今日おそ松の家に呼ばれた。




まぁ、呼ばれるのは頻繁にあって


お家デートかなとか、弟さんたちいるかなとか、いつもどおり家に訪れた。



『おじゃましまーす。』


「よう、名前。」


あれ、挨拶がぎこちない…?




ちょっとまって、、


別れようとかそーゆー話だったの!?


やだよ!




目の前が暗くなる。しかし、おそ松に心配をかけたくないといつもどうり振る舞うことにした。


『き、今日はどーしたの?』



「あ、あぁ。えっと、その。こう…、俺らさ…。」



なんだよ、やっぱ別れ話か…。


おそ松が言い出せないからうちが気をきかせてあげた方がいいのかな。


『ねぇ、おそ松。』


「ん、ん?」


『私たち…』





























『っ…やっぱいやだよぉ!おそ松と別れるなんてぜったいやらぁー!!!』



どうしよう…。迷惑かけちゃう。でも涙がとまんないよぉ…。


涙でおそ松の顔は見えないがおそらく、いや、絶対驚いているだろう。





「え!?名前!?どーしたの!?わ、別れるってどゆこと?」





ん…?


おそ松は別れようとしてたんじゃないの?



そう考えると少し落ち着きを取り戻す。



「でも、嬉しかったよ。」

…。


「別れたくないって言ってくれて!いやぁー、俺もそんな彼女ができて幸せだなこりゃ」



っ…///




『なんか誤解してごめんね。てっきり別れようって言われると思っちゃって…。』




「むしろそのぎゃくだよ。」



『ふぇ?』



期待していいのかな。



期待しちゃうよ。



次に出てくる言葉は。



ずっと私が欲しかった言葉。



なの?
























「名前。俺と結婚しよ。」



ぎゅ。


うれしいよ。うれしくてどうにかなりそう。





私はおそ松を抱きしめ返す。









……


『よろこんで!!』
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