第24章 真っ赤 \❤︎/
喘ぐ凛の中がきゅうっと締め付けられてビクビクと痙攣するのを感じると、高杉はまた急に腰の動きを止めた。
「っ…」
「…クク」
「もっ…やだぁ…」
「…イけると思ったか?甘いな」
締め付けて離さない凛の中から無理矢理自身を引き抜いて、そして目に溜まった涙をそっと舐めとってやれば、甘い声で抱きつきながら目で訴える凛にキスを落とす。
「…晋助様っ」
真っ赤な顔が見えないように両手で顔を覆う凛の手をどけて、真っ直ぐに目を見つめた。
「どうした?して欲しいことがあるなら言ってみろ。どうして欲しいんだ?」
「…お願いしますっ」
もう堪忍したのか、それとも限界なのか、凛にはもう余裕なんてなさそうだった。
「…お願いします…イかせて、ください…っ」
真っ赤な顔、涙を溜めた瞼、そして小さな声で必死に懇願する凛に魅せられて高杉は生唾を飲んだあと満足そうにニヤリと笑った。
「…壊れるまでイかせてやるよ」
凛に触れてまた濡れるそこにあてがうと一気に奥まで挿入した。
「っっっ…!」
凛が一番感じるように奥を攻め立てて、一気にきたあまりにも大きな快感に涙を流しながら逃げようとする腰を押さえつけて奥を貫いた。
「あっぁ、ああんっ…!」
「…っ、気持ちいいか?」
「ぁあっ…ん、…すごぃっ…気持ちいいですっ……もっと…っ…!」
もう高杉を咥えこんで離さない凛に、高杉も顔を顰めた。
律動を繰り返せば繰り返すほどに中が締まって高杉をも攻め立てる。
「あっ…!んんん〜っっ!」
焦らされたぶんたまらなく気持ちよくて、この快感さえあればあとはもうどうでもよくて、さらに快楽を求め凛は高杉に抱きついた。
するといつもより敏感になった体はすぐに快楽の頂点へと達してしまった。