第16章 運動しましょう♡ \❤︎/
「「太ったからダイエットしたいー???」」
太陽の光が心地よい昼下がり。
そこには円になって話をする凛とまた子と神威の姿があった。
「…はい…最近ご飯がおいしくて食べすぎてしまって…それに最近はよくまた子さんとスイーツを食べに行くことも多かったし神威さんとフードファイトしていたのでつい…」
「…確かに最近の凛はよく食べるなって思っていたッス」
「でも俺は好きだよ、凛ちゃんの食べっぷり」
しゅんと肩を落とす凛に、また子は元気づけるように肩を叩いて言った。
「でも全然凛は太ってないッスよ!」
「俺もそう思うよ」
二人に励まされながらお腹をさする凛。
すると神威が続けた。
「ダイエットするならやっぱり、運動するのが一番だよ」
「そう、ですよね、これから毎日頑張って運動しようと思います…」
「じゃなくてさ、もっと楽しく」
「楽しく?」
「晋助に手伝ってもらって〜」
神威の言葉で察したのか、また子は楽しそうにニヤニヤと笑っている。だが凛は頭に「?」を浮かべたままだ。
「…晋助様に手伝ってもらって腹筋…?」
「ぶはっwwww違うッスよ、それはそれで面白そうだけど!」
「じゃあどういう…?」
「セックスに決まってるだろ、セックス。」
「!?」
「ヤるのってけっこうカロリー消費するらしいからさ、それで気持ちよくなって痩せて一石二鳥だと思うんだ」
笑顔でいう神威に、凛は顔を赤く染めた。