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貴女の血を【R18】

第4章 新しい恋



「わっどうしたのその目」

私の目を見て那月が声をかけてきた。
那月というのは、大学入ってから出来た友達で、二次元ラブだしいわゆる同志ってやつ。

「あ〜ちょっと、乙ゲーしてたらこうなった」

笑うことさえできない。
失恋して、乙ゲーして気がつけばもう2日は寝てないんじゃないかな。頭が回らないので考えられないけど。

「嘘でしょ…寝てないだけじゃないでしょ?」

すごい洞察力。
こりゃ、嘘ついてもすぐバレそう。

「あ、ははは、ちょっとリアルで失恋?的な…はは」

「いや、全然笑えないよ…じゃ、そんな時には新しい恋って奴?」

何か企んでる顔。
絶対合コン行きだろこれは…
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