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王子様のお姫様
第4章 リョー兄と一緒。
「ダメだよ神尾くん!スズナちゃん、怖がってるじゃない!」
「だから、何で怖がられなければいけないんだよ!」
ギャー!ギャー!
う~、私のせいで喧嘩に…
「やめろ、二人とも!」
「「でも!」」
「彼女が余計に怯えてるだろ?」
そう、私はさらに怖くなりいつの間にか泣いていた。
「スズナ、大丈夫?」
「……ヒック……リョー兄~!」
「泣くなって、大丈夫だからな?」
「う~」
何とか泣き止んだものの、相変わらず神尾先輩が怖かった。
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