第5章 犬愛 <セカンドバージン 子犬系男子>
そう、気絶しそうな程陰音を鳴らし続けてーー..気づけば、翌日の朝になっていた。
「....イタッ...!!」
翌朝、彼の腕枕からガバッ..!と起き、腰の痛さによろめいた。
「ヤベーーーー..。一晩中、イヤそれ以上ヤり続けちゃったわよ...」
気が狂ってたとしか思えなかった。それでも、一応元の仕事着は着て、眠ったらしいーー。
仕事..と思ったが、疲労感が襲ってきて、すぐさまベッドに横になってしまう。小村に何もかも、全て触り尽くされた..そう思ったら、昨日のセックスがぶり返ってぶるっと小さくカラダが震えた。
アイツ、ダメダメ言ってこんなにシちゃう程欲深かったのに、..私の体を壊すことはしなかったな..。
『瑠々さんっ...瑠々さぁ..っん...!!!』
半裸になり、意外とたくましかった彼と、それに抱かれる、バニー姿に恥辱する自分を思い出し、妄想のように、余韻に浸ってしまった..。
ーーーーーーーーと、
「瑠々さんっ...」
ちゅっ。そして、お尻全体を、指先でファザータッチしてくる。「ッ..!なに..ッよ..!」
「シて...良い....?」
ドきゅーーーーーーーん...!一気に赤面になり、躊躇いなくこう答えるしかなかった。
「イイわよッ....!!!」
スカートをユックリと、またユックリと脱がしてゆく彼に、しがみついたのならーーー...
チョコレートみたくあまい声を出した、
子犬に飼われる昨夜の続き。
犬愛 【完】