第1章 一日目【十四松】
風邪引いた…………
しかも、親が1週間旅行で居ない時に…
看病してくれる人がニートだし
心配……
風邪だとバレて、今は布団に寝かされている
「うぅ……寒いっ」
目をギュッと瞑って、急におそってきた寒気に耐える
ドタドタドタドタ!!!
「!?」
十「あみ!!!!体温計取ってきたよおおお!!!!」
階段を勢いよく上がり、部屋にドタバタしながら来たのは、十四松兄さんだった
体温計を持ってきてくれたみたい
ト「十四松兄さんうるさいよー!あみ風邪なんだからー!」
すると、下からトド松兄さんが呼び掛けてくれた
十「え、?あ!ごめんっ」
そう言われれば、さっきよりは小さな声で謝ってくれた
「ううん、平気だよ。あ、体温計ありがとう十四松兄さん」
微笑みながら言うと、持ってきてくれた体温計を受け取り
体温計か……
お「あ、十四松〜あみ体温計嫌いだから無理矢理でもやってやって〜」
「…え?」