第3章 再開
はたまたその頃……音也side
「今日の朝練も、疲れたー……」
「俺も、腹が減って動けねぇ……」
朝のトレーニングが終わり、寮に帰っている途中にトキヤがいきなり立ち止まった
みんなしてトキヤの方を見ていると、ある歌声が聞こえてきた
『Listor lu jineil los Agna…』
「Ohroizz wellt mollvait…」
うわ……綺麗な歌声……でも、何処か懐かしい声だな……
その方向をジッと見ていると、七海がぼーっとしながらその方向へと向かって行っていた
「……七海?」
声をかけても気づかないなんて……