第3章 まだ好きなんだ
「ごめんね‥」
「真琴と何かあったのか?」
里奈は遙に話すことにした
「真琴が‥初恋なのか?」
「たまに渚くんに好きな人いないの?とか初恋は?とか聞かれるけど‥真琴くんいる前じゃ恥ずかしくて」
「告白しかなかったのか?中学の時」
「するつもりでした‥夏休みあけたら‥」
「夏休みの間に真琴が転校したんだよな‥だからか‥」
遙も里奈と同じ中学にいた
その時はお互いあまり知らなかった
「まだ好きなのか?」
「はい‥でも今更告白しても‥多分‥」
「真琴ならお前の気持ち受け入れてくれると思う」
遙はスポーツドリンクを人数分かごにいれレジに持っていった
(真琴くん‥)
しばらくして二人が戻ってきた
「遙先輩達遅いですよ」
「悪い怜」
里奈はスポーツドリンクを皆に渡した
「ハルと何かあった?」
「え?ううん何もないよ」
里奈は苦笑いしながらいった