第11章 夢
「もう遅いし寝よっか」
「そうだな」
「おやすみなさい」
里奈はある夢を見た
(あれは‥真琴くん?)
真琴が一人で泳いでいると海の中から黒い生き物が出てきた
(サメ?いやっ‥グジラ!?)
グジラは真琴を背中にのせどこまでも泳いでいく
降りようとするが降りることが出来ない
「真琴くん!!」
「里奈ちゃん?大丈夫?」
里奈が目を覚ますと朝になっていた
真琴が心配そうに里奈を見ていた
「うなされてぞ里奈」
「嫌な夢でもみた?」
「ううん‥大丈夫」
里奈は夢で見たことは気にしない事にした
そして練習が始まった
「今日は向こうの島の手前まで行ってもどってこようか」
「里奈ちゃんはここで見てて!何かあったら困るからさ」
「わかった」